7.初めてのWeb研修導入法       2020/4/26
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Web研修を早く導入する方法は?

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下で感染拡大防止の切り札となるWeb研修の導入を急いで
検討されている企業を対象に今回はその方法をご紹介します。
《早期導入の秘訣》
1.研修会社が推奨するWebシステムを利用する
  理由:①システム選定に時間をかけるより下記の社内準備にその時間を充てることが必要
      ②多種のシステムを使用体験しないでの良し悪し調査と判定は困難
        調査項目:□初心者の扱い易さ □料金 □セキュリティ □機能の拡張性 □通信性
2.Web研修が可能な環境の確認とその改善に当たる
  確認と改善内容:①使用パソコンの動作確認
             ②WIFI通信環境の確認 (環境劣悪の場合は個人宅に代わる場所を確保)
             ③受講者の在宅スペースの確認
               ※個室が原則      代替例:会社会議室(上記②対策も同様) 
3.PC及びWebに詳しいIT担当者を控え配置する
  理由:①受講者のPC不調時に回復対応を行う
      ②Webシステムの稼働確認や不調時に研修会社と連携し回復対応を行う
以上の準備体制を整えた後、下図の手順をもってWeb研修実施の運びとなります。

 先ずは一度、研修会社がお勧めするWeb研修システムをお試しください。

Web研修の効果的な運営法は?

Web研修は従来の集合型研修に比べ、その制約の多さから研修効果を懸念する傾向にありますが、実は運営法を工夫することで変わらぬ効果を上げることが可能です。
弊社のその実例を下記に紹介致します。

-Web研修の効果的運営法-
1.研修内容の理解
 方法:Web研修の終了時に“理解度テスト”の実施と結果開示
 効果:自己研鑽のみに頼らず競争心による相互研鑽意欲が高まり理解度が増す

2.上司による指導

 方法:上司に一定時間の視聴による指導コメントを義務付ける
 効果:常に上司に視聴されている研修となり真摯な取り組み姿勢が強化できる
3.グループワークの充実
 方法:グループ単位の教室化で相互のワーク状況がいつでも見れるようにする
 効果:進捗・成果レベル・ワーク能力・指揮采配等がわかり改善行動につながる
4.実技の演習(ロープレ)
 対策〈1〉

 方法:実力が明確になる判定書を使用し、かつ結果も開示する
 効果:単なる所感発表を避け客観基準で相対評価するので成長意欲が喚起できる
 対策〈2〉
 方法:録画と再生の機能を活用する
 効果:ロープレ時に撮影し客観的に自分の姿を見ることで改善行動を促せる

5.参加参画の促進
 方法:議論参加者のクローズアップ機能を利用しアップ数をカウントする
 効果:アップ数の少ない人に参加意欲を喚起できる
6.個人成果書の発表
 方法:添付資料の投影機能を活用し全員の視聴を可能にする
 効果:事前課題書・個人計画書・個人所感書を相互発表と評価できる

以上ですが、Web研修でも運営の工夫次第で集合研修と差ほど変わらぬ効果が期待できます。
恒常化するウイルスによる自粛状態で滞りがちな教育の克服策として是非Web研修をお試しください。 

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