テレワーク(Web会議・研修も含む)の落とし穴
-弊社クライアント企業様の実情から-
新型コロナウイルスの感染拡大による政府の急な緊急事態宣言を受け、多くの企業では十分な準備、体制が整わないまま、社員はテレワークを余儀なくされました。その急な未経験な在宅ワーク状態にある社員の今の心情は概ね以下の如くです。
《急なテレワーク社員の心情》
1.自宅にいるのでどこかサボっている…の罪悪感
2.お客様と連絡が取れず結局は仕事にならない…の成績低下への不安感
3.いつまで続くかわからい会社の活動停止…の自社存続への危機感
4.会社に居るよりも自宅の方が疲れる…の疲弊感?

上記心情の内、4番目の心情は個別事情が多分に反映されており一部の社員のものと推察
できます…。
さて、ここで重要なことは、会社で仕事をしていれば1~3の心情は同僚や周囲の者との気軽な会話(雑談)を通じてある程度の解消は可能ですが、自宅での孤独な一人ワークでとなると難しく、メンタルケアを自分なりに工夫することになることです。
その意味でお互いの心情を本音で語り合えるアフターファイブの飲み会は実に効果的だったとも言えます。
そこで、あるクライアント企業様では前述の状況を考慮、テレワークを上手に行うための指針を作成、多くの問題を解決するに至っています。
《上手なテレワーク・ルール》
1.仕事ファッションに着替えてモードを切り替える
2.毎日、P(計画)→D(ワーク)→C(成果検証)を廻し明日の仕事につなぐ
3.上司に対する報連相を定時に行う
4.休憩時間を決め、体を動かし体調維持に努める
5.仲間と自由コミュニケーションを取りメンタルケアに努める
6.開始と終了時間を決め公私にケジメをつける

このルールはWeb式の会議や研修でも同様に適用することが必要です。
是非、有意義なテレワークの日々を送りつつ、新型コロナウイルス感染終息後には会社業績のV字回復に向け、皆で一層の弾みをつけて戴ければと思います。
